第4弾 輪島功一「耳にかじりついても勝つ」
勝負、勝負、勝負、人生は勝負の連続だ
世界で戦う強い心と体のつくり方から、勝つための秘策まで
プロデビューから3年後、1971年世界タイトルに初挑戦で王座獲得。28歳で世界J・ミドル級タイトルを獲得。六度のタイトル防衛と二度のリターンマッチプロボクシングでタイトル奪還に成功。その熱い戦いぶりから「炎の男」と呼ばれた日本プロボクシング界の重鎮、輪島功一さん。
北海道で過ごした幼少期からジム入門、世界タイトル獲得までの道のりまで幅広く語ってもらいました。インタビュアーは、元『ボクシング・マガジン』記者の重田玲さん。ケタ違いのスケールの大きさと緻密な駆け引きが交差するその人生は、ボクシング好きならずとも引き込まれていく面白さ。読むとファイトが湧いてくる一冊です。
プロフィール
輪島功一(わじま・こういち)
1943年(昭和18年)樺太生まれ。北海道士別市出身。3歳のとき樺太がソ連領になり北海道に移住。68年1月、24歳9ヵ月で三迫ボクシングジムに入門。同年、プロボクサーとしてデビュー。東日本ウェルター級新人王獲得、全日本ウェルター級新人王獲得。69年に日本J・ミドル級(現在のクラス名では、スーパーウェルター級)タイトル獲得。71年、28歳で世界J・ミドル級タイトルを獲得しチャンピオンに(WBA・WBC統一王者)。六度のタイトル防衛と二度のリターンマッチでタイトル(三度目のタイトルはWBA)奪還に成功。戦歴は38戦31勝(25KO)6敗1分け。熱い戦いぶりで「炎の男」と呼ばれた。現在は東京・西荻窪の「輪島功一スポーツジム」の会長としてスポーツの普及、プロ選手育成に努めている。
第4弾
耳にかじりついても勝つ
元世界チャンピオンが語る弱点を味方にする思考術
2016年1月1日発行/著者:輪島功一/インタビュー:重田玲/定価:1,200円(税別)