第6弾 仲代達矢「役者なんかおやめなさい」

60年以上役者やってますけど、いまだに向いてないと思いますよ。
84歳、日本を代表する名優が役者人生と戦争体験を語る!

「The Interviews」が満を持して送る第6弾は、俳優の仲代達矢さん。日本映画界の黄金時代だった1960年代、黒澤明や小林正樹など有名映画監督の作品に多数出演。今もなお新作映画や舞台で積極的に活躍中です。『人間の條件』『切腹』など代表作にまつわるエピソードをはじめ、私塾「無名塾」や演劇界の今後、戦争体験など幅広く語っていただきました。インタビュアーは『黒い河』ファンの坂梨直子。これから仲代作品に触れる若い方への入門書としてもおすすめ。貴重な写真も満載です!

仲代達矢

撮影:清水信吾

インタビュアーからのメッセージ
“稀代の名優”の人生は、この一冊ではとうてい語りつくせないほど深みのあるものでした。戦中戦後の貧しい時代を生き抜いてきた仲代さんの言葉は、映画演劇の話を超えて生き方までも問いかけてきます。この本をきっかけに、今なお色褪せない作品の数々に触れ、役者としての技を追求して“人間とはどうあるべきか”を常に問い続けた仲代さんの思いを感じていただければ幸いです。
インタビュアー 坂梨直子

 

 

プロフィール

仲代達矢(なかだい・たつや)

1932年東京都生まれ。1952年、俳優座演劇研究所付属俳優養成所に4期生として入所。以後、『どん底』『リチャード三世』などで芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞ほか数々の賞を受賞。映画界では黒澤明や小林正樹、岡本喜八、市川崑、五社英雄など日本を代表する監督の作品に多数出演。国内外の賞を数多く受賞した。1975年には、私塾「無名塾」を妻・宮崎恭子(女優・脚本家・演出家)と共に設立。今なお次代を担う俳優を数多く育成している。
2007年文化功労者。勲四等旭日小綬章、川喜多賞、朝日賞など受章・受賞多数。2015年文化勲章受章。

役者なんかおやめなさい
84歳、日本を代表する稀代の名優が語る、60年余の舞台人生
2017年3月31日発行/著者:仲代達矢/インタビュー:坂梨直子/定価:1,500円(税別)

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